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2009-05-22
体調不良です毎週の土曜日に掲載を続けている「昭和ラプソディ」だが、今週ちょっと体調を崩してしまった。別にいま流行りの「新型インフルエンザ」ではない。70歳を過ぎるとやはり無理は出来ないということだろうか、何となく体がだるくパソコンに向かったものの、どうも元気が出ないし、原稿がまとまらない。
この連載をお読みの方はご承知のように、いま私は「ならどっとFM」という地域コミュニティ放送局で、毎週土曜日朝10時から一時間の生放送番組を持っている。しゃべり手が私一人という生放送だけに休む訳には行かない。放送に穴をあけないためにも、他のことは勘弁してもらうことにした。
そんな訳で、お読みいただいている方には誠に申し訳ないが、今週、ひょっとすると来週までお休みをさせていただくことにした。月があければ必ず再開するつもり。乞う、ご容赦。
2009-05-16
おおらかで美しい恋の姿に
最近の週刊誌をにぎわした鴻池官房副長官。面白がって騒いでいるが、騒ぎ過ぎの感がないでもない。確かにデート旅行に国会議員の優待パスを使ったのはお粗末すぎるし資質を疑われても仕方ないが、人妻との恋の道行きは二人だけの問題。他人が口を挟む筋合いのことではない。まあ脇が甘すぎるといえばそれまでのこと。ただ、あばかれて健康を理由に雲隠れしたのは何ともみっともない話ではアル。このニュースを聞きながら以前にご紹介した万葉の問答歌を思いだしていた。
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2009-05-09
所得税の天引きと肉体の国家管理 前回この連載でご紹介した新聞記事は1940年、昭和15年の「大政翼賛会」の発足を伝える記事。いわゆる「満州事変」が始まってから、生活の全ての面での国家統制が行われるが、昭和15年にはほぼそれが完了し、全てが『戦争』へ向けて走り出す。いま日本の勤労者のすべてが「源泉徴収方式」での所得税などの天引きを受けているが、この一見便利で合理的だと思われる方式は、膨大な戦費を支えるために昭和15年から始まったことをご存知だろうか。実は、恥ずかしながら私も現役の頃はそれを意識したことはなかった。
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2009-05-02
庶民って何やろか? このブログの連載は私が気ままなおしゃべりを続けている「ならどっとFM」の番組「昭和ラプソディパート2」の中の「美しき日本の歌」と名付けたコーナーで使った放送原稿を元に作っている。このコーナーでは古代歌謡から現代詩に至るさまざまな詩歌から、私の好みで選んだものを毎週紹介しているのだが、たまには詩歌以外のものも取り上げる。例えば今日、5月2日の放送では『日本国憲法前文』を取り上げて読む予定でいる。
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2009-04-25
老いと向きあう このブログの昨年11月9日、第十三回目のこの欄で、山上憶良の「貧窮問答歌」をご紹介した。山上憶良。もし万葉の歌人の中でお前が好きな歌人を一人だけ選べと言われたら、今の私は恐らく憶良を選ぶだろう。先にご紹介した貧窮問答歌もそうだし、憶良が自分の子どもへの思いを詠んだ有名な
銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむに
まされる宝 子にしかめやも
の歌にしても、憶良が生ける者に注ぐ深い愛情がその底に流れている。しかも、その一方で自分を含めた全てのものを、客観的に透徹した眼差しでとらえ、それを的確な言葉で表現する。憶良の歌を読むたびに、私は新しいものを発見する思いがある。今回はその憶良のもうひとつの長歌をご紹介しよう。
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